有料版では、フォームの項目に「読み取り専用」の設定を行うことができます。


読み取り専用にすると、フォームで項目が入力できなくなるため、

この機能をどのように使えばいいのか一見して分かりにくい機能です。


例として、「後々回答データを整理したい場合」や「URLパラメータでユーザーごとに異なる値を初期入力させたい場合」などを紹介いたします。



例えば、常に公開している申し込みフォームに、特定の期間中に申し込んだ方限定で特典をプレゼントしたい場合に

期間中のみ初期値を「特典付き」として、読み取り専用にします。

後々回答データを集計したい場合に、回答日時と照合する手間などなく、「特典付き」と入力されたデータだけを集計することが容易になります。



また、URLパラメータと組み合わせることで、フォームの訪問者ごとに値を自動的に設定することが可能となります。


※URLパラメータの設定方法はこちらのページをご確認ください。

URLパラメータでフォームの初期値を設定できますか?


実際の設定手順をご紹介します。


1.フォームに「社員ID」という入力欄を設置しました。

「社員ID」は「読み取り専用」とします。これでフォームの訪問者は編集することができません。



2.普通にフォームを表示すると、このように初期値が入力され、編集できない状態です。


3.URLパラメータで社員IDに「12345」を設定してアクセスします。


このように「12345」と入力され、編集できません。

このままフォームを投稿することで、パラメータ付きのURLを案内された訪問者だけが社員IDを入力することができます。



例えば社員一人一人に申し込みフォームを送付する際に、URLパラメータで社員IDを付与して

個別のURLを送付すれば、送信者をIDで管理し、社員が誤って編集してしまう恐れはありません。